パートナーの浮気を疑うようになってしまったら、その有無を確定し、今後のアクションを有利に進めるために「浮気調査」を行い、浮気しているのであればその証拠を確保したいと考えるでしょう。
ここで選択できる方法は大きく分けて2つあり、
- 「自分で浮気調査を行う」
- 「探偵社に浮気調査を依頼する」
という方法です。
自分で浮気調査を行う場合には「費用がかからない」というメリットがありますが、それを大きく覆してしまうほど大きなリスクを抱えることになるでしょう。
自分で浮気調査して失敗した時のリスク
自分で浮気調査をしようとしても、失敗してしまうケースが多いでしょう。
リスク①パートナーに浮気対策をされてしまう
浮気調査に失敗すると、浮気しているパートナーは「浮気調査への対策」を実施する可能性が高いです。
浮気している人は、「誰かに浮気について調査されているかもしれない!」と考えると警戒心を強め、尾行については特に警戒します。
素人または調査力の低い探偵社の浮気調査の失敗後に調査を引継いだ場合に、最初からその探偵社で浮気調査をするよりも対象者の警戒心の強さによって浮気調査の難易度が高くなるのです。
結果、浮気調査にかかる時間が長くなり、支払うことになる費用は高額になるでしょう。
リスク②浮気の証拠がおさえづらくなる
1度でも浮気調査に失敗すると、浮気の証拠をつかむことが難しくなります。
前述の通り浮気調査の存在に気付いたパートナーは警戒心を強め、浮気や不倫などのアクションを慎重に行うようになるのです。
結果、調査力に自信がある探偵社が浮気調査を引継いだとしても、最初からその探偵社で浮気調査を開始したケースと比較して証拠確保に必要な手間が増大します。
調査対象者には浮気調査を警戒されているため、どれだけ費用がかかる調査を行っても満足に証拠をつかめないリスクが増大するのです。
リスク③慰謝料がとれなくなる
浮気の証拠をつかめない、または十分な証拠とはいえない内容までしか調査できなかった場合、パートナーや浮気相手に請求できる慰謝料は低い、または全く請求できないケースも多くなります。
一般的に、浮気したパートナーやその浮気相手には慰謝料を請求できますが、あくまでも「浮気したことを証明できる証拠」を提示し、相手がそれを認めた場合のみ請求できるのです。
もし、明白な証拠を提示できなければ相手も浮気について認めず、裁判になったとしても満足に慰謝料請求することが認められない可能性が高くなります。
特に裁判に発展する場合には品質の良い証拠を押さえておくことが重要であり、そのためにも探偵社に高額な費用を支払ってまで浮気調査を依頼する意味があるといえるでしょう。
ちなみに一般的な浮気の慰謝料請求の相場は50万円~300万円ほどになりますので、自分で浮気調査して失敗した場合には「最大で300万円を請求する権利を自分から捨てる」ことになるといえます。
自分で浮気調査をすると失敗する理由
浮気調査に限らず、技術や知識を必要とする行為はその専門家に任せるのが一番であり、素人が適当な知識やスキルで実行してもプロと同じ水準の結果を得ることは難しいでしょう。
失敗する理由①浮気調査に必要な機材の問題
1つ目の理由は「機材の問題」です。
プロの探偵が行う浮気調査には、「カメラ」や「GPS発信機」「変装グッズ」など数々の機材や道具が使用されます。
例えば「カメラ」の場合であれば、「どれだけ鮮明に撮影できるか?」「どれほど遠い距離でも撮影できるか?」「夜間でも撮影できるか?」といったステータスは、浮気調査で証拠をつかむためには重要なステータスです。
昨今、撮影などに用いる機材はピンからキリまで数多くの商品が市場に流通していますが、素人がプライベートで使うような機材では裁判で認められるような証拠力を発揮できる画像や音声を確保することは難しいでしょう。
もちろん、カメラ以外にも数々の調査用グッズを揃える必要もあり、すべて買い揃えるとなるとかなりの出費になります。
それなら、同じ費用を支払って浮気調査のプロである探偵に任せたほうがメリットが多いです。
失敗する理由②正しい浮気調査方法を知らない
2つ目の理由は「正しい浮気調査の方法を知らない」ことです。
皆さんは「浮気調査」と聞いて、どのような行動をイメージするでしょうか?
一般的なイメージだと、「対象者を後ろから尾行して浮気相手とホテルに入ったところを撮影する」といった行動を思い浮かべる人が多いでしょう。
しかし、上記のイメージだけでも2つの大きな間違いがあります。
1つは「尾行は、対象者の後ろからついていくだけではない」こと、もう1つは「ホテルに入ったところだけでなく、ホテルから出てくるところも証拠として残さなければならない」ことです。
特に「浮気の証拠」として認められる証拠を確保するためには、相当なテクニックと知識を駆使しなければならず、この点は探偵としての長年の経験が活かされます。
失敗する理由③浮気調査のテクニックがない
3つ目の理由は「浮気調査のテクニックがない」ことです。
何度か触れていますが、浮気調査では「探偵として必要になる知識」だけでなく「今まで探偵として活動して培ってきたテクニック」が調査力を左右します。
特に浮気調査を確実に成功させるためには、一般的に2~3人またはそれ以上の調査員が同じ案件で協力して調査を行い、指示を出しながら連携して長時間にわたる調査を行うのです。
場合によってはプロでも想定外のアクシデントが発生することもあり、その場合には探偵としての活動で培ってきた経験が強く発揮されて調査継続および調査成功につなげます。
浮気調査に関する知識であれば素人でも時間をかければ確保できるかもしれませんが、探偵としての経験が活きるテクニックの面については、素人には簡単に真似・会得することはできないでしょう。
【結論】浮気調査は自分でせずに探偵に依頼するのが確実
浮気調査を自分で行えば費用を大幅に節約できるかもしれませんが、実際には「失敗する」という大きなリスクを抱える間違った方法といえます。
浮気調査で重要なことは、仮にパートナーが浮気している場合であれば今後どのような結果を望むか(夫婦関係修復、離婚請求、慰謝料請求など)に関わらず「調査を成功させ、しっかりとした証拠をつかむ」ことです。
相応の費用がかかるという点はどうしても気になると思いますが、探偵社の多くは相談者から費用に関する悩みについても聞き入れて、予算に合った調査方法・プランを提示してくれるでしょう。
浮気調査を依頼する際の探偵社選びは非常に重要で、悪い探偵社を利用してしまうと高額な料金が請求されて証拠も掴めない…などの最悪のケースも考えられます!
そこで現在探偵事務所で日々浮気調査をおこなっている私が中堅~大手まで36の探偵社を徹底的に比較しておすすめの探偵社を選びましたので参考にしてみてください!