パートナーの浮気を疑っている場合、まずスマートフォンや携帯電話のメール履歴を見てみたいと思う人は多いのではないでしょうか。
実際にメールの新着通知を見たり隠れてチェックしたりすることで浮気の発覚に繋がるケースは多数ありますので、メールには浮気に関する情報がたくさん詰まっていると言って間違いありません。
一方で浮気をする側も、メールから浮気が発覚することを避け、読み終わったメールは都度削除していくなど厳重に対策しているものです。
となると、どうにかしてメールを復元・転送してチェック出来ないものかと考えてしまいがちですが、実は個人でメールの復元・転送を行うことには大きなリスクが伴います。
浮気調査としてメールの復元・転送をする事は大変危険
パートナーのメールをこっそり復元・転送することには、大きなリスクが伴います。
まず、プライバシーの侵害行為に当たる可能性があります。
結婚している夫婦であっても互いのプライバシーは尊重されています。メールを見たい場合は必ず本人の合意が必要であるということを覚えておきましょう。
また、不正アクセス行為とみなされる可能性も出てきます。
スマートフォンや携帯電話のパスワードロックを勝手に解読して内容を見た場合は犯罪行為に当たるということを意識しておく必要もあります。
今後離婚裁判に発展した場合、これらの行動が明るみになることにより大きなトラブルに発展し、自分が不利になることも考えられます。
浮気の証拠を掴みたい、本当に浮気しているのか確かめて不安な気持ちを払拭したい、と焦ってしまうあまり隠れてメールチェックをしたくなってしまう心理が働くかと思いますが、リスクについて検討する冷静さを忘れないよう心掛けましょう。
メールの復元・転送をして浮気の証拠をつかむ方法
例としていくつか、メールの復元・転送をして浮気の証拠をつかむ方法についてご紹介致します。
消されたメールを復元して浮気の証拠をつかむ
消されたメールデータは、100%削除されたというわけではありません。
パソコンやスマートフォンの削除フォルダを確認する、削除ファイル復元ソフトをインストールする、故障や過失削除に対応している専門業者へ依頼してデータの復元をする、といった対策が考えられます。
ただし、持ち主であるパートナーにも気づかれやすく、却って大きなトラブルになる可能性があります。
また、プライバシーの侵害・不正アクセス行為としても認められます。
メールの転送をして浮気の証拠を探す
本来メールの転送機能というものは、複数端末を持つ人がいつどの端末を使用していてもメールのチェックが出来るようにするために生まれた、利便性の高い機能です。
しかし、本人の許可を得ないまま自分の端末に転送をかけてしまった場合、浮気に関するメールに限らず相手に届くメールの全てを無制限に覗き見してしまうことにも繋がりますので、重大なプライバシーの侵害行為に当たります。
また、メールの転送を行うことによってパートナーの仕事に関する情報を手に入れてしまった場合、受け取った側に情報を悪用するつもりがなかったとしても、機密保持義務違反をしているとしてパートナーが警告を受ける可能性があります。
警告だけで済む場合もあれば、減給、降格、懲戒など重い判断が下されることありますので、特に慎重になるべきポイントです。
キャリアに預けてあるデータを勝手に復元する
Docomoの「ケータイデータお預かりサービス」、auの「Eメールヘッダ情報表示機能」、Softbankの「Eメールヘッダ情報閲覧機能」など、各キャリアでデータの預かりサービスを実施しています。
メールに限らず、電話帳や画像・動画データなど複数のコンテンツの過失消去に対応できる便利な機能ではありますが、勝手にデータを抜き出して閲覧する行為はプライバシーの侵害に当たります。
それだけではなく、基本的にどのキャリアでも預かりデータの復元を行うためにはパスワードの入力が求められますので、本人の合意なく入力してしまうことは不正アクセス行為にも該当します。
メールから合法的に浮気調査するなら予測変換を使う
きちんと本人の合意を得た上でスマートフォンや携帯を貸してもらい、操作する分にはプライバシーの侵害や不正アクセス行為には当たりません。
近年の文字入力画面にはデフォルトで予測変換システムの設定がされていることが多く、文字を1~2文字入力するだけで、普段よく入力している単語や文章が候補として表示されるようになっています。
「あ」と入力して「愛している」「会いたい」、「お」と入力して「おやすみ」、「で」と入力して「デート」など、仕事仲間や友人との間でなかなか使用するシーンの少ない単語が表示された場合、浮気相手とメールでやり取りしている可能性が考えられます。
ただし、これだけで浮気と断定することが出来ませんのであくまでも参考にする程度にしておきましょう。
データを消去したり焦ったりする様子もなくすぐスマートフォンを渡してくる場合は、浮気をしていないことも考えられます。
メールから得た浮気の証拠の使い道は?
メールだけでは100%浮気をしていると断定しづらく、特に不貞行為の有無について判断する際はメール文章を証拠として使えることはほとんどないと言っていいでしょう。
浮気や不貞行為の確固たる証拠を集めたい場合、メール調査以外の手段についても講じておく必要があります。
例えば、浮気調査に強い探偵事務所に依頼をすることにより、自分1人では手に入れられない情報を上手く集めてもらうことも可能となります。
浮気調査を依頼する際の探偵社選びは非常に重要で、悪い探偵社を利用してしまうと高額な料金が請求されて証拠も掴めない…などの最悪のケースも考えられます!
そこで現在探偵事務所で日々浮気調査をおこなっている私が中堅~大手まで36の探偵社を徹底的に比較しておすすめの探偵社を選びましたので参考にしてみてください!